新規法人設立と消費税の免税期間
Posted: 10月 20th, 2014 | Author: 山田 英貴 | Filed under: 税務 | コメントは受け付けていません。消費税は、従来は新規法人設立をすると、資本金が1千万円未満であれば2年間免税になりました。
それが、2年ほど前から、半年間の給与と売上が1千万円を超えているような会社においては、免税期間は1年のみで、2年目から消費税がかかることになります。
最近、他事務所から移ってきた会社で、2年目から上記の改正により、消費税がかかることになった法人がありました。
内容を拝見すると、もう少し考えれば、2年目も免税に出来たのにというものでした。
売上が数億円という新規法人であれば難しいですが、数千万円程度の会社であれば、売上の調整は無理でも、給与の調整により2年目に係る消費税を数十万円~数百万円かからないようにできたと思います。
法人設立に慣れてないと、こういうことが普通に起こっているのだと改めて認識しました。
法人の新規設立に関しては、上記の点だけでなく、個人資産の承継や、初年度会計処理の選択、決算期・役員構成・資本金の設定など、様々な特有処理があります。
税理士でも新規法人設立に慣れていない方は数多くいます。
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